現在僕は、仕事として4つのサイト制作を進行中です。
4人のクライアントさんの愛用しているブラウザの状況です。
1.safari,chrome(このクライアントさんはapple愛用者)
2.ie(このクライアントさんはwindousが好きで、何度か説明してfireFoxやchromeをすすめたが、やっぱりieを愛用している)
3.ie(2と同じ)
4.ie(このクライアントさんは、ブラウザって何?って感じ。ネット見るには「e」のマーククリックすればいいんですよね?….といった感じ。)
ウェブデザイナー同士で話していると、ie使ってる人なんているの~?ダサいよねー!という雰囲気になってしまいますが、実際いっぱいいるんです。
タカハシ先生はieをわりかし切り捨てます。それは、先生の制作ポリシーがポリフィルじゃなくて、プログレッシブ エンハンスメント(でしたっけ?)だからです。
先生の制作ポリシーです。ちなみにsa-ka君は仕事ではポリフィルが多いようです。
私達が、ただ先生の表面だけを真似して、ieユーザーは切り捨て!と、ウェブデザイナー気取りでいるというのは多少疑問に思います。なぜなら先生は、クライアントさんに、どうしてもieに対応させてほしいという要望があれば、あの手この手で対応できるスキルがあるからです。
ie対策できるけど、ポリシーとして切り捨てているのと、対応出来ないからとか、勉強するのが面倒くさいとかで切り捨てるのとでは、天と地の差があると思います。りんごでの勉強会はfirefoxを使ってますよね。ie対策はしていません。いちいちやっていたら作業が遅くなるので、効率的にそれで良いと思いますが、家で個人的に勉強する時はieの事も多少は考慮する様にした方が、今後仕事としてやっていくと考えているならば必要かなぁと思います。残念ながらieユーザーはたくさんいます。 はぁ~。
制作ポリシーと学習ポリシー(?)は別に考えています。
学習の際は「これから使える内容」を学ぶために、古いブラウザ向けの細かい事は切り捨てています。
実案件の「制作ポリシー」では「ターゲットに最適な制作ポリシー」を選ばないといけませんね。
sa-kaさんが扱う案件は公共機関も多いので、ターゲットを広く取ることをクライアントに要求されます。
クライアントの意向は優先しないといけませんが、ターゲットの状況を把握して、最適なプランを提案するのに必要であれば、Analyticsのデータなどを材料に、クライアントを説得するのも制作側の役割です。
顧客が利用しているデバイスやブラウザを、クライアントと一緒に聞き取り調査してみるのも良いかもしれません。客観的なデータよりも、数人の顧客の声の方がクライアントにとっては説得力があるからです。